恋人の夜







< ちょっとあれじゃ青島くんがカワイソウなので、続きを用意してみました。見つけた方だけドウゾ♪>






    「どこ行く、青島」
    「・・・へ?」
     思いもよらず声をかけられて、間抜けた声で振り返る。
     室井が腕組みをして、立っていた。
    「・・・あ、起こしちゃいましたか」
    「どこ行く」
    「どこ行くって・・・帰ります」
     室井は眉間の皺を深くして、ノブにかけたままの青島の手を掴む。
    「帰るなと言った」
    「・・・って、でも」
     そのまま青島の手を掴んで引き寄せる。
    「ちょ、ちょっと室井さん」
     室井は答えずに、青島を抱き寄せ、腕に力を込める。
    「室井さん・・・!」
    「お前、忘れないと言っただろう」
    「・・・へ?」
    「さっき、言った。2回言った」
     胸に押しつけられていた顔をがばっと上げる。
     そこには確信犯の笑みが待っていた。
    「寝てたんじゃ・・・」
    「寝てられるか、ずっと手に入れたいと思ってた奴が腕の中にいるのに」
    「ナニソレ・・・っ!」
     青島は腕から逃れようとするが、室井は許さずによりいっそう力を込める。
    「お前が忘れないと言ってくれるなら」
     室井は青島の顎に手をかけて、無理矢理上を向かせて軽く口づけた。
    「俺はお前を離さない」
     そしてもう一度、今度は深く口づける。
    「・・・絶対だ」
     知らなかった。
     この男が、こんなに強引で、意地の悪い男だったとは。
     室井の腕の中で青島は目を丸くし・・・そして、広がっていく安心感に胸を浸していった。
     そっと腕を動かして、室井の背中に腕を伸ばす。
     室井はちょっと驚いたように眉を上げて、ゆっくりと笑った。
     ・・・ああ、また今日初めてのものを見てしまった。
     室井の笑顔。
     柔らかく、温かで、そして強い。
     手に入れたと思ったものは、実は手に入れたのではなく、その手に入り込んでしまっていたのだと青島が気づいたのは、寝室に朝日が射し込んで、室井の腕の中で目を覚ましたときだった。






最後はらぶらぶ~♪
・・・ところで、査問委員会は・・・?

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